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火災保険が大幅値上がり!住宅ローン中の40代が火災保険変更時に絶対確認すべきこと

2024年に火災保険が大幅値上がり。住宅ローン中の40代が更新時に確認すべき補償内容・見積もり比較・地震保険の判断基準を実体験とともに解説します。

2026年6月21日読了目安:約6分
#火災保険#地震保険#住宅ローン#保険の見直し

先月、火災保険の更新通知が届いたとき、思わず二度見しました。前回の保険料から3割以上も上がっていたのです。

「そういえば最近、ニュースで火災保険の値上がりをよく聞くな」と思いながらも、住宅ローンがある以上、解約するわけにもいきません。同じような経験をした方、いませんか?

なぜ2026年の今、火災保険は値上がりしているのか

火災保険の値上がりには、いくつかの構造的な理由があります。

①自然災害による保険金支払いの増加

近年、台風・水害・ひょう害などの自然災害が相次ぎ、損害保険会社の保険金支払い額が急増しています。2024年10月には大手損保各社が一斉に保険料を改定し、物件の種類や地域によって20〜50%もの値上がりとなったケースもあります。

②建物の再調達価格の上昇
物価上昇・建設コストの高騰により、同じ建物を建て直すためにかかる「再調達価格」が大きく上がっています。保険金額を現実に合わせると、その分保険料も上がります。

③最長契約期間が5年に短縮
以前は10年長期契約で大きな割引を受けられましたが、2022年10月から最長5年に短縮されました。長期割引の恩恵が小さくなり、実質的な保険料負担が増しています。

更新前に必ず確認する3つのチェックポイント

値上がりに驚くだけでは損です。更新のタイミングは、保険内容を見直す絶好の機会でもあります。

チェックポイント確認内容注意点
①建物の保険金額再調達価格と一致しているか低すぎると全損時に保険金が不足する
②補償内容の過不足水災・風災・盗難などの必要性不要な補償を外すと保険料を抑えられる
③地震保険加入の有無・保険金額火災保険とセットでしか加入できない

特に重要なのが建物の保険金額(再調達価格)の見直しです。10年前に設定した金額のままでは、現在の建築コスト上昇を考えると不足している可能性があります。

住宅ローン中だから知っておきたい2つの制約

住宅ローンを借りている間は、火災保険への加入が融資条件となっているのが一般的です。保険を解約したり保険金額を大幅に下げたりすると、金融機関との契約違反になる可能性があるため注意が必要です。

一方で、保険会社を乗り換えること自体は問題ありません。同等の補償内容で別の会社に乗り換えれば、保険料を節約できる場合があります。また、地震保険は火災保険とセットでしか加入できず、単独での加入はできません。

地震保険を見直したいと思ったら、火災保険の更新タイミングに合わせるのがベストです。

なお、地震保険の保険金額は火災保険の30〜50%の範囲に限定されており、建物を完全に再建できるほどの金額は受け取れません。あくまでも「当面の生活費や仮住まいの費用を補う」ための保険と理解しておきましょう。

我が家が住宅ローン完済時に火災保険を見直した話

私たち夫婦は47歳で住宅ローンを完済しましたが、そのタイミングで火災保険も一緒に見直しました。それまでは⚪︎⚪︎の窓口で言われるがままに進められた保険にそのまま加入していましたが、完済を機に見直そうと思いました。

比較の手順は2段階でした。

①一括見積もりサービスで相場をつかむ

まず「クラベル」という火災保険の一括見積もりサービスを使いました。条件を入力すると後日担当者から複数社の保険料の連絡が来ます。その保障内容、保険料を比較でき、自分の物件でいくらが相場なのかが一度に分かります。またZOOMで直接話を聞くこともできます。1社ずつ問い合わせる手間を考えると、ここは確実に時短になりました。

②一括見積もりに出てこない「ネット保険」を自分で調べる

⚠️ 一括見積もりだけで決めると、最安を逃すことがあります
ここが今回いちばんの気づきでした。一括見積もりサービスのクラベルはネット保険は対象がでした。わが家が使ったクラベルはZOOM面談時に聞いてみたて初めて知りましたが、ネット保険(ダイレクト型)が比較の対象外でした。
つまり一括見積もりの結果だけを見て決めていたら、そこに出てこない選択肢を知らないまま契約していたことになります。

そこで、一括見積もりで相場をつかんだうえで、ネット保険は自分で個別に調べました。その結果、補償の条件が希望に合っていたソニー損保に切り替えることにしました。

最終的に、補償内容をほぼ同等に保ちながら、年間保険料を約1万円削減できました。5年間で約5万円の節約です。今思えば保険の⚪︎⚪︎にぼったくられていたことがわかりました。高い勉強料だと思ってあきらめていますが、この記事を読んだ方には同じ道をたどって欲しくないので、ぜひ自分で調べることをお勧めします。

💡 おすすめの進め方
①一括見積もりで相場を知る → ②ネット保険を自分で1〜2社見る、の順番です。いきなりネット保険だけを見ても「それが安いのか」が判断できませんし、一括見積もりだけでは選択肢が漏れます。両方やって初めて、納得して決められました。

地震保険については「いらない」という結論になりました。大きな地震で住宅が損傷を受けても、ローン(あるいは老後資金)はそのまま残ります。ただし、今までの大地震のニュースから最終的に保険料が支払われていた割合を調べたら、全損は5%未満でした。ほとんどが一部損でした。地震保険は、実際の修理費ではなく、損害認定区分に応じて保険金額の一定割合を支払う仕組みです。仮に家の価格が新築で2000万円だった場合、10年後に地震にあい、一部損となった場合地震保険は火災保険の最大で50%なので1000万円分、一部損は5%なので50万円でます。ただし10年分の保険料を調べると神奈川県で約39万円。実質入ってくる価格は50-39=11万円。 それを想像したとき、「やはり入らない」という気持ちになりました。

完済後は保険料が生活費から直接出ていくため、「本当に必要な補償は何か」を真剣に考えるよい機会になりました。

まとめ:更新通知が届いたら今すぐやること

  • 建物の再調達価格が現在の相場に合っているか確認する
  • 水災・風災・盗難など、補償内容の過不足を洗い出す
  • 複数の保険会社で見積もりを比較する(乗り換えは自由)
  • 地震保険の加入有無を、住まいのリスクに照らして判断する
  • 住宅ローン中の場合は、変更後に金融機関への連絡・手続きが必要な場合があるので必要であれば忘れずに行う

火災保険の更新は面倒に感じますが、正しく見直せば家計の支出を抑えながら、万が一のリスクにしっかり備えることができます。値上がりをただ受け入れるのではなく、この機会に一度しっかり向き合ってみてください。また、火災保険を途中で解約して変更する場合、残りの期間(未経過期間)に応じた保険料が「解約返戻金(未経過保険料)」として返ってきます。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の保険商品の推奨ではありません。保険料は建物の構造・所在地・補償内容によって異なります。加入・見直しの際は保険会社または専門家にご相談ください。

※ 本記事の情報は執筆時点のものです。金利・制度は変更されることがあります。実際のローン契約にあたっては、各金融機関または専門家にご確認ください。
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